お手入れについて
家具のお手入れ
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オイル塗装の家具は表面をコーティングしていない為、傷や染みがつきやすくなっておりますので、液体などをこぼした場合、放置せずすぐに拭き取ってください。
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木部の普段のお手入れは、固く絞ったふきんで拭いてください。(洗剤は使わないでください。)
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ファブリックの普段のお手入れは、掃除機で埃を吸い取るようにしてください。汚れがついたときはすぐに固く絞ったふきんで拭いてください。
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ひつこい汚れがついてしまったときはぬるま湯で薄めた中性洗剤を含ませた布で拭き取ったあと、固く絞ったふきんで拭いてください。
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家具は購入してから3ヵ月後くらいに1回オイルメンテナンス(※手順は下記参照)をしていただく事をお勧めします。その後は1年~2年に一度の割合で構いません。
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オイルメンテナンスをすることによって、汚れや染みをつきにくくし、段々と深みのある風合いになっていきます。
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テーブル天板にはウレタン塗装を施しているため、特にメンテナンスの必要はありません。木部の普段のお手入れは、固く絞ったふきんで拭いてください。
 
食器類や小物のお手入れ
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反りや割れをできるだけ防ぐため、決して水につけたままにせず、よく乾かしてからしまってください。また、直射日光や冷暖房の風が直接当たらないようにしてください。
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食器洗い乾燥機、電子レンジ、オーブンには入れないでください。また、無垢材の性質上、熱湯を入れた場合、形が変形することがあります。
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やわらかいスポンジを使って中性洗剤で洗ってください。漂白剤のご使用はお避けください。コーヒーメジャースプーンは汚れが目立つとき以外は特にメンテナンスの必要はありません。
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使い始めは木材や塗料特有の匂いがする場合がありますが、お使いいただくうちに消えていきます。
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色移りをさけるため、色の濃いものを盛り付けることはできるだけお控えください。
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カッティングボードは濡れたままにせず、必ずよく拭いてからしまってください。ひもやフックなどで吊るしている状態がベストですが、スタンド等に立てた状態でしまう場合、木目の流れに対して垂直な面(木口)に水分がたまった状態が長く続くとカビ等の原因となります。これを避けるため、長さのある面を横向きにして置いてください。
 
オイルメンテナンスの手順
表面のつやがなくなってきたときには、くるみ油(市販のもの)等の乾性油を塗り、よく拭き取ってから1~2日乾かしてください。くるみ油は市販の食用むきクルミでも代用でき、以下の方法で簡単に メンテナンスできます。
むきクルミでのメンテナンス方法
1.むきクルミ3個ほどをスプーンなどで砕いて綿のウエスに包み輪ゴムか紐でくくる。
2.木部にすりこむ。
3.30分ほど放置したのち乾いたふきんで余分な油をしっかり拭き取る。表面にカサつきがある場合は#240〜#320くらいの目の細かいサンドペーパーで少し磨いたのちにオイルを塗ることをお勧めします。拭き取りをしっかりとすれば失敗することはあまりありません。
深く傷が入ったり汚れが取れない場合は、家具のメンテナンスも承っておりますので、ベルカまでお問い合わせください。
家具の塗装について
無垢材は、空気中の水分の影響を受け絶えず伸縮しているため、反ったり割れたりする危険性があります。
ベルカでは、木の伸縮を妨げない構造で家具を製作するとともに、塗装も木の表面をコーティングするものではなく、 木に浸透し呼吸を妨げないオイル塗装を施しています。
オイル塗装の家具は、使うにしたがい自然な木の経年変化を楽しむことができます。
反面、オイル塗装はウレタン塗装などよりも傷・汚れがつきやすく、急激な環境の変化にも弱くなっています。
特にテーブルの天板ではコップやグラスの輪染みがくっきりとついてしまうことが多く、サンドペーパーでは容易に消すことはできません。
一度ついてしまった輪染みやシミを味わいとして許容できる方は少ないと思われます。
そこでベルカの家具は、標準仕様では天板のみウレタン塗装で仕上げています。
ウレタン塗装はナチュラルな質感・手触りという点ではオイル塗装には及びませんが、汚れに強いうえ、メンテナンスもしなくて良いという利点があります。
将来的に付いていく汚れも味わいとして許容でき、数年に一度ご自分でオイルメンテナンスをしていただくことが可能な場合は天板もオイル塗装仕上げを選択されても良いかと思います。
注意事項
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直射日光の当たる場所、直接冷暖房の風があたる場所には設置することが無いようご注意ください。(ストーブや石油ファンヒーターの温風が当たらないよう特に注意してください。)
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家具の上に立つなど、本来の用途以外には使用しないでください。
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分解、修理、改造による故障および破損は保証の対象外です)
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ソファ・イスに関しては特殊な張りを施している場合がありますので、張替えの際にはベルカに一度ご相談ください。
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テーブルを動かす場合は、2人以上で持ち上げて移動してください。決してテーブルを引きずらないでください。また、幕板が無いタイプのテーブルは、天板と脚が金物だけによって接合されています。1年に1回の割合で接合部の金物にゆるみがないかを確認し、ゆるみがあった場合は、六角レンチで締め付けてください。
 
